初めて深センに来た際、ここのすべてに慣れていませんでした。最初に直面したのは住宅問題で、不動産仲介業者の紹介によりユースホステルに滞在することにいたしました。この間、都会での足場を見つけるために仕事を探して走り続けました。数日間履歴書の提出や面接に応募した後、ようやく市内で初めての仕事を得ることができ、LEDディスプレイ業界で勤務し、その後自身のビジネスを立ち上げるのに大変役立ちました。仕事をより良いものにし、自己や他者から努力を認められるよう、製品とお客様とのコミュニケーションのスキルについて学び続けました。しかし、人生の軌道を大きく変えるきっかけとなったのは、同社の製品展示会でのイベントでした。当時、中国には高品質のディスプレイを製造する企業が多数ありながら、海外に輸出するディスプレイ企業がほとんどいないことに気づきました。そこで、中国のトップクラスの製品を取り入れ、色彩やアニメーションで生活を変えられる製品を世界に送り出すことを夢見、その夢を追う旅に出ることを決意いたしました。

この夢を念頭に置いて、彼は起業家としての道を計画し始めました。彼は元の会社を退職し、LEDを輸出する小さな貿易会社に就職することを決めましたが、彼自身の英語はそれほど得意ではなく、言語が大きな要素であったため、英語を学び、さまざまな国の文化を理解するために懸命に努力し始めました。世界の地域を訪問し、彼の将来の進路の基礎を提供しました。当時、彼は1日12時間以上働いていました。彼は非常に熱心に働いていましたが、貿易の初心者であり、外国の顧客リソースを持っておらず、会社は営業マンにビジネス研修をまったく提供していませんでした。翌日、会社の上司が彼をオフィスに呼び、非常に率直にこう言いました。「チャールズ、あなたのビジネスレベルは比較的悪いので、明日からは出勤する必要はありません……」彼は良い学生だったが、本当に拒絶されたのは彼の人生で初めてだった。拒否されました。 1日12時間働き、毎日全力で仕事に取り組む習慣があったのに、なぜ自分がクビになるのか理解できなかったが、このクビの経験により、深く理解することができたという。この真実。

彼は当時仕事を辞め、小さな作業場を借りて、最初に夢の会社を設立されました。当初、自らの会社を経営するのは簡単ではございませんでした。会社には自身を含めた3名しか在籍しておらず、時差ぼけと全ての後処理を自ら行わなければならないため、睡眠時間は1日5時間に満たない状態だったと伺います。しかし、この人生においても彼は、夢を追うことを妨げられることはありませんでした。事業が拡大し、チームも拡大する中、全てが順調に進行していると考えておられたところ、コロナウィルスが到来し、会社の商品の輸出が困難となり、商品が売れずに資本連鎖が途切れ、会社は危機的状況に陥りました。この特別な時期に対処すべく、彼はビジネス戦略を適応させ、立ち上げプロセスの困難と試練を乗り越え続けられ、最終的には幸運なことに、会社はこの困難な時期を乗り越えることができたようです。将来的には、彼の目標は、Enbonを中国主導の有名なディスプレイブランドに成長させることだそうです。

他の方々にとっては小さなビジネスのようにお見受けになるかもしれませんが、この方にとりましては、それがまさに全てなのだと拝察いたします。貴方の目には「えんぼん」が自己の全世界であり、また「English」は「グローバル化」を意味し、国際ブランドを目指す強い意欲を表すものと存じます。そして「Bao」は、まさにこの国際ブランドを通しての世界進出を意味し、心の中で最も大切な「宝物」なのでございます。つまり、「Enbon」とは、貴方の夢であり、粘り強さ、責任心の全てなのだと理解いたしました。そして、この道のりを通して、貴方ご自身の理想を実現し、価値観を具現化しつつ、Enbonを真に社会的価値のある持続可能な国際ブランドへと育んでいかれるものと存じます。